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Gumroad(ガムロード)では、商品の値段を日本円で付けられます。買う人も、カード払いなら日本円で支払えます。
ただし、「円で売れること」と「売上を円で受け取れること」は別の話です。売上が日本の銀行に振り込まれるには、所在地の確認をすませ、残高が100ドルたまっている必要があります。
ToolRadarでは、自分たちのGumroadアカウントで値段の通貨や受け取りの設定画面を確かめました。その画面と公式ヘルプをもとに、円で売って円で受け取るまでを説明します。
「値段」「支払い」「受け取り」は別々に考える
| 場面 | 日本円にできる? | ポイント |
|---|---|---|
| 値段を付ける | できる | 商品を作るときに通貨で「¥(Yen)」を選ぶ |
| 買う人が払う | カード払いなら円で払える | 買う人が支払い画面で通貨を選べる |
| 売上を受け取る | 日本の銀行なら円 | 所在地の確認と、残高100ドル以上が必要。PayPalで受け取るとドル |
値段を円にするのは簡単です。気をつけたいのは、最後の「受け取り」です。
Gumroadで日本円の値段を付ける手順
商品を作る画面(What are you creating?)の下にある「Price」で、通貨を選べます。最初は「$」(ドル)になっているので、「¥(Yen)」に変えてから金額を入れます。

ToolRadarのアカウントでは、選べる通貨は日本円を含めて32種類ありました(2026年10月25日確認)。
すでに作った商品も、多くはあとから通貨を変えられます。ただし、会員制(Membership)とセット販売(Bundle)は、作ったあとで通貨を変えられません。円で売りたいなら、作る時点で¥を選んでおきましょう(Gumroad公式ヘルプ)。
新しく作る商品の通貨を最初から円にしておきたい場合は、設定で初期の通貨を変えられます。
買う人には何円で見える?
Gumroadの「Settings」→「Payments」には、買う人に向けた表示の設定があります。ToolRadarのアカウントでは、次の2つが最初からオンでした。

- Show buyers their local currency on product pages:商品ページで、買う人の国の通貨で目安の値段を表示する。支払い画面で通貨を選べるようにもなる
- Keep price endings in local currency:換算した値段の端数をそろえる(9.99ドルを8.53ユーロではなく8.99ユーロと見せる、など)
公式ヘルプによると、1回払いのカード購入では、買う人が支払い画面で選んだ通貨で請求されます。日本円も選べる通貨に入っています。どちらの設定でも、売り手の売上や振込の額は変わりません(Gumroad公式ヘルプ)。
売上は日本円で受け取れる?
ここがいちばん大事なところです。
公式ヘルプでは、日本の銀行へ円で振り込まれる
Gumroadの公式ヘルプでは、日本は「銀行口座へ現地通貨で振り込む国」に入っていて、通貨はJPY(日本円)です。ドルから円への換算は、振り込むときではなく、売れた時点のレートで行われます(Gumroad公式ヘルプ)。
ただし、次の条件があります。
- 残高が100ドル以上たまるまで振り込まれない
- 週ごと・月ごとの振込では、売れてから最低7日間は残高にとどまる
- 日本の銀行への振込は火曜日。そこから銀行に届くまで、さらに数営業日かかることがある
- 所在地の確認として、写真付きの身分証と、日本に住んでいる(または日本で事業を登録している)ことの証明が必要
PayPalで受け取ると、ドルになる
受け取り方法をPayPalにすると、振込はドルで行われ、2%の手数料がかかります(Gumroad公式ヘルプ)。円で使うには、PayPalの中で両替することになります。
PayPalで払ってもらうとき・受け取るときの条件は、GumroadでPayPalを使う方法の記事にまとめています。
ToolRadarのアカウントでは、所在地の確認をまだ終えていない状態で、受け取り方法にPayPalだけが表示されていました(上の画像の下の部分)。円で銀行に受け取りたい場合は、所在地の確認をすませてから、受け取り方法を確認してください。
手数料もかかる
円で売っても、手数料の考え方は同じです。自分のリンクから売れた場合、Gumroadの手数料10%+0.50ドルと、決済手数料2.9%+0.30ドルが引かれます(ToolRadarのアカウントの表示、2026年10月25日)。
値段ごとの手取りや、手数料が変わる場面は、こちらで計算しています。
円で売って、少額でもすぐ受け取りたいならPayhipも
Gumroadは、Gumroadの中で商品を見つけてもらえる仕組み(Discover)があるのが強みです。集客もGumroadに頼りたい人には向いています。
一方で、自分のSNSやブログから売る人で、「売り始めは月に数千円」という場合、100ドルたまるまで受け取れないのは不便です。そんなときの選択肢が、同じくデジタル商品を売れるPayhip(ペイヒップ)です。
ToolRadarのPayhipアカウントでは、支払いの設定画面で基本の通貨が「JPY」になっていました。日本からは、PayPal・Stripe・Squareをつなげると表示されました。

Gumroadと比べると、次のような違いがあります。
| 項目 | Gumroad | Payhip(無料プラン) |
|---|---|---|
| 値段を円で付ける | できる | できる(基本の通貨をJPYにできる) |
| 受け取りまで | 残高100ドル以上で振込。週ごとなら最低7日待つ | Stripeをつなぐと、日本の銀行へ毎日振込(初期設定) |
| 売り手の手数料 | 10%+0.50ドル(自分のリンクから売れた場合) | 5% |
| 決済手数料 | 2.9%+0.30ドル | StripeやPayPalの手数料が別にかかる |
Payhipには、Gumroadのように「100ドルたまるまで振り込まない」条件はありません。売上は、つないだStripeやPayPalに入ります。Stripeの場合、初めての売上は承認のため数日保留されますが、その後は初期設定で毎日、銀行口座へ振り込まれます(Payhip公式ヘルプ)。
ただし、PayhipでStripeを使うにはStripeの登録(本人確認あり)が必要です。日本からPayPalをつなぐ場合は、PayPalのビジネスアカウントが必要です(Payhip公式ヘルプ)。
注意点
- 会員制とセット販売は、あとから通貨を変えられない:円で売るなら、作る時点で¥を選ぶ
- 買う人に海外の手数料がかかることがある:カード会社によっては、海外のサービスでの支払いに手数料がかかる。Gumroadの公式ヘルプでも、ドル以外で値段を付けるなら、レシートの文などで買う人に伝えることをすすめている
- 所在地の確認は本人の申告:身分証と住所の証明が必要になる。用意してから受け取り方法を設定する
まとめ
- Gumroadでは、商品を作るときに通貨を「¥」にすれば、日本円で値段を付けられる
- 買う人も、カード払いなら日本円で払える。売り手の売上や振込の額は変わらない
- 売上は公式では日本の銀行へ円で振り込まれるが、残高100ドル以上・所在地の確認が必要。PayPalで受け取るとドルで、2%かかる
- 少額でも早く円で受け取りたいなら、Stripeで毎日振り込まれるPayhipも選択肢になる
Payhipの料金や、日本から使うときの注意点は、こちらにまとめています。
Payhipを試すなら、無料プランから登録できます。
情報源・確認日
- 画面の画像:2026年10月25日、ToolRadarのGumroad無料アカウントとPayhipアカウントで確認・撮影(Gumroadの商品は作っていません。所在地の確認、決済サービスの接続はしていません)
- Gumroad:What currency does Gumroad use?(2026年10月25日確認)
- Gumroad:Getting paid by Gumroad(2026年10月25日確認)
- Payhip:Connect Your Stripe Account(2026年10月25日確認)
- Payhip:Connect Your PayPal Account(2026年10月25日確認)
- Payhip:Pricing(2026年10月25日確認)


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