beehiivとは?料金・無料プラン、日本語で使える範囲を実機検証

beehiivで日本語ニュースレターを作成し、読者へ配信するイメージ SNS・マーケティング

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beehiivは、ニュースレターの作成・メール配信・Web公開・読者管理・分析をまとめて行える海外サービスです。無料のFreeプランはクレジットカード不要で、2,500人までの購読者と無制限のメール送信に対応しています。

一方、管理画面は英語です。登録後は14日間のPro Trialで有料機能の一部も試せますが、無料プランでずっと使える機能とは分けて確認する必要があります。

ToolRadarでは無料アカウントを作成し、日本語の件名・本文を入力して、管理用のGmailへテストメールを送りました。実際に受信まで確認した結果を基に、無料でできること、有料化の目安、日本語で使う際の注意点を整理します。

料金・プランの機能は2026年10月15日、日本語メールの作成・受信は2026年9月26日に確認しました。

beehiivとは

beehiivは、ニュースレターを中心にPublicationを運営するためのプラットフォームです。beehiiv公式サイト

主な機能は次のとおりです。

  • ニュースレターの作成とメール配信
  • 記事のWeb公開と購読フォーム
  • 購読者の管理
  • 開封やクリックなどの分析
  • 紹介プログラムやRecommendationsによる読者獲得
  • 有料購読、広告、デジタル商品の収益化
  • メール自動化や外部サービスとの連携

単発の一斉メールを送るだけでなく、記事を継続発行し、読者リストを育てる運用を前提にしています。

beehiivが向く人・向かない人

beehiivが向いているのは、コンテンツ型のニュースレターを小さく始め、将来の成長や収益化まで一つのサービスで管理したい人です。

  • 無料でニュースレターの配信を始めたい
  • SNSだけに依存せず、自分の読者リストを持ちたい
  • 記事のメール配信とWeb公開をまとめたい
  • 将来は有料購読、広告、紹介プログラムも検討したい
  • 英語UIでも、画面名を確認しながら操作できる

反対に、完全な日本語UIや国内向けの電話サポートが必要な人には向きません。ステップ配信の自動化はLite以上の機能なので、無料で使いたい場合は別サービスも含めて比較したほうがよいでしょう。

ニュースレターを継続する予定がなく、商品販売や講座運営を一つの画面で完結させたい場合は、beehiivよりsysteme.ioなどのほうが目的に合うことがあります。

無料プランでできること

2026年10月15日のbeehiiv公式料金表では、Freeは月0ドル。クレジットカード不要で、最大2,500購読者、無制限のメール送信を利用できます。Publicationは1つ、チームメンバーは1人までです。

無料でニュースレターとWebサイトを始められますが、独自ドメインの接続やメール自動化は有料です。

機能 Freeでの扱い
ニュースレター・Webサイト 利用可能
メール送信数 無制限
購読者数 2,500人まで
キャンペーン分析 利用可能
Recommendation Network 利用可能
独自ドメイン Lite以上
API Send APIを除き利用可能
メール自動化 Lite以上。Liteは有効な自動化10件まで
Ad Network・有料購読 Lite以上
デジタル商品 1商品まで。Liteは3商品、Proは無制限
beehiivのブランド削除 Pro以上
RSS to Send Pro以上

まずは無料で配信を始め、必要になった機能を見て有料化を判断できます。たとえば独自ドメインや登録後の自動メールを使いたいならLite、ブランド表示を外したいならProが候補です。

14日間のPro Trialと無料プランは別

公式ヘルプによると、登録後はクレジットカードなしで14日間のPro Trialを利用できます。アカウントはFreeに所属したまま、一部の有料機能を期間限定で試す形です。自分でアップグレードしなければ、終了後もFreeに残ります。

体験中は自動化やSend APIなどを試せます。ただし、投稿は1日1件、有効な自動化は10件、公開中のデジタル商品は1件までといった制限があります。

また、次の機能は体験中でも使えず、有料プランへのアップグレードが必要です。

  • 独自ドメインの接続
  • 自分以外のメールアドレスへのテスト送信
  • 有料購読の設定
  • Paid Recommendationsへの応募・作成
  • RSS to Send

体験中に使えた自動化やA/Bテストなどが、Freeにそのまま残るわけではありません。無料で運用を続けるなら、体験終了後に使える機能も確認しておきましょう。

実際に日本語のテストメールを送信

ToolRadarでは、2026年9月26日に無料アカウントを作り、登録直後の14日間のTrial中に、次の手順で日本語メールを確認しました。

  1. メールアドレスでアカウントを作成
  2. メール認証と電話番号認証を完了
  3. toolradarjp.beehiiv.com のPublication URLを取得
  4. 日本語のタイトル、プレビューテキスト、本文を入力
  5. EmailとDesktopのプレビューを確認
  6. 管理用メールアドレスだけを選び、テストメールを送信
  7. Gmail側で受信を確認
beehiivの投稿の確認画面。無料プランのアカウントで、件名・プレビューテキスト・本文を日本語で作っている

テストに使ったタイトルは「ToolRadar 日本語メールテスト」です。本文は日本語2段落で作成し、プレビューと受信メールの両方で文字化けはありませんでした。改行も維持され、英数字を含む文章も問題なく表示されています。

Gmailで受け取ったbeehiivのテストメール。件名と本文の日本語が文字化けせずに表示されている

送信元は、初期設定の状態で次の表示でした。

Tool's Newsletter <toolradarjp@mail.beehiiv.com>

Publication名を正式名称へ変更していないため、差出人名は初期値のままです。本運用では、配信前にPublication名、差出人名、返信先、送信ドメインを整える必要があります。

今回行ったのは自分の管理用メールだけへのテスト送信です。外部読者への本配信とWeb公開はしていません。

テストメールで分かったこと

日本語の作成・保存・プレビュー・受信までは問題なく行えました。少なくとも、英語UIだから日本語メールを送れないということはありません。

一方で、操作画面、ヘルプ、設定項目は英語です。「日本語の内容を配信できる」と「サービス全体が日本語対応している」は分けて考える必要があります。

テストメールの公式ヘルプでは、Freeから自分宛てに送れるテストメールは最大4通と案内されています。公開前のテストメールに含まれるリンクは404になる場合もあるため、リンク切れだけで設定失敗と判断しないよう注意してください。

本配信の前には、最低でも次を確認するのがおすすめです。

  • 件名とプレビューテキスト
  • 日本語の文字化けと改行
  • PCとスマートフォンの表示
  • CTAや通常リンクの遷移先
  • 差出人名と返信先
  • 配信停止リンク

メールクライアントによってフォントやダークモードの表示は変わります。読者が増える前に、GmailだけでなくOutlookやApple Mailでも確認できると安心です。

beehiivの料金

現行プランはFree、Lite、Pro、Enterpriseです。有料料金は購読者数と月払い・年払いで変わります。

以下は2026年10月15日に公式料金ページで「1,000購読者」を選んだ場合の米ドル建て料金です。Freeの購読者上限は2,500人です。

表は横にスクロールできます。

プラン 月払い 年払い 主な位置づけ
Free 0ドル 0ドル 基本配信・Webサイト。最大2,500購読者
Lite 59ドル/月 588ドル/年
月額換算49ドル
独自ドメイン、自動化、有料購読、広告など
Pro 109ドル/月 1,140ドル/年
月額換算95ドル
ブランド削除、RSS to Send、音声ニュースレターなど
Enterprise 個別見積もり 個別見積もり 大規模運営向けのセキュリティ・支援など

年払いの「月額換算」は比較用の数字で、毎月その金額を払う契約ではありません。Liteなら年588ドル、Proなら年1,140ドルがまとめて請求されます。

購読者数が増えると有料料金も変わるため、契約直前に公式料金ページと決済画面で次を確認してください。

  • 料金計算の対象になる購読者数
  • 月払いか年払いか
  • 画面に表示された一括請求額
  • 無料体験や割引の終了日
  • 次回更新時の通常料金

確定ボタンを押す前に、当日の請求額と次回請求額の両方を確認しておきましょう。

どのタイミングで有料化する?

定期的に記事を配信するところから始めるなら、まずFreeで十分か確かめられます。有料化は、使いたい機能が決まってからでよいでしょう。

Liteを検討する場面

  • 独自ドメインを使いたい
  • 登録後のステップメールを自動化したい(有効な自動化は10件まで)
  • 有料購読やAd Networkで収益化したい
  • デジタル商品を2〜3商品扱いたい
  • Survey、Poll、件名のA/Bテストを使いたい

Proを検討する場面

  • beehiivのブランド表示を外したい
  • RSSから自動でニュースレターを作りたい
  • 音声ニュースレターを使いたい
  • Dynamic ContentやSend APIが必要
  • 自動化やデジタル商品の件数を増やしたい

たとえば独自ドメインだけが目的ならLiteで対応できます。Proにしかない機能を使うかどうかが、選ぶときの目安です。

beehiivとSubstackの違い

どちらも無料でニュースレターを始められます。主な違いは、有料購読を始めたときの費用と、運営機能を増やす方法です。

表は横にスクロールできます。

判断軸 beehiiv Substack
無料配信 Freeで2,500購読者まで、送信数無制限 購読者数にかかわらず無料で公開可能
有料購読のサービス手数料 Lite以上で利用可能。サービス手数料0%、Stripe決済手数料は別 売上の10%。Stripe手数料は別
機能の拡張 月額・年額プランで自動化や広告などを追加 有料購読の売上に応じて手数料が発生
独自ドメイン Lite以上 設定費用は1回50ドル。ドメイン購入費は別
向く運用 読者獲得、分析、広告、自動化を伸ばす 執筆と購読コミュニティをシンプルに始める

Substackの手数料は公式料金案内、独自ドメインの設定費用は公式ヘルプで確認できます。

無料読者だけで始めるなら、どちらも費用を抑えられます。有料購読を始めるときは、beehiivの固定料金と、Substackの売上に応じた手数料を比べると判断しやすくなります。自動化や広告まで使いたいか、執筆とコミュニティを中心にしたいかも選ぶポイントです。

Substackで有料購読を始めたときに、売上からいくら引かれて手元にいくら残るかは、Substackの手数料と手取りの計算にまとめています。

beehiivとsysteme.ioの違い

beehiivはニュースレター運営が中心です。systeme.ioは、LP、メール配信、決済、商品販売、講座までを含む販売導線全体を作るサービスです。

  • beehiiv: 記事、ニュースレター、読者リスト、成長、広告・有料購読
  • systeme.io: 集客ページ、ステップメール、販売、決済、講座

読み物を継続配信して読者との接点を育てるならbeehiivが分かりやすく、商品販売まで一つのサービスで完結したいならsysteme.ioが向きます。systeme.ioの料金と使い方

すでにWordPressで記事を公開し、SNSからサイトへ集客している場合も、beehiivは読者との継続接点を作る候補になります。ただし、サイト記事をそのまま自動配信するRSS to SendはPro以上の機能です。Freeでは、まず手動でニュースレターを作る前提で考えたほうがよいでしょう。

他のToolRadar掲載サービスとの役割分担

beehiivは、既存のToolRadar掲載サービスと次のように役割を分けられます。

  • Publer: SNS投稿の作成と予約
  • Payhip: デジタル商品の販売と納品
  • systeme.io: 集客から販売・講座までの導線
  • Pabbly Connect: 複数サービス間のデータ連携
  • beehiiv: ニュースレター発行と読者リストの育成

すべてを同時に導入する必要はありません。SNSや検索から人が来ても再訪が増えないと感じた段階で、メール登録の導線を検討すると役割が明確になります。

登録前に確認したい注意点

管理画面は英語

今回確認した管理画面、投稿作成、料金、設定は英語でした。日本語入力はできますが、エラーや請求に関する表示も英語になる可能性があります。

Publication URLは早めに決める

希望した toolradar はすでに取得されており、今回は toolradarjp を選びました。サブドメインは後から設定で変更できますが、公開後にURLを変えると案内先やリンクの修正が必要です。本番運用前に名称を決めておきましょう。

独自ドメインはDNS設定が必要

独自ドメインの接続はLite以上の機能で、DNS変更も必要です。メール送信ドメインの認証も含め、記事検証だけを目的に既存サイトのDNSを変更するのは避けました。

法令と同意管理は運営者側でも確認する

配信停止機能があることだけで、日本国内向けのメール配信に必要な対応がすべて自動で完了するわけではありません。購読時の同意、送信者情報、配信停止、プライバシーポリシーを自分の運用に合わせて確認してください。

Trial終了後の機能差を確認する

Trial中に作ったA/Bテスト、Automation連携、Surveyなどは、終了後に無効化されたり編集できなくなったりする場合があります。無料運用を続けるなら、Freeに含まれる機能で配信手順を作っておきましょう。

まとめ

beehiivは、無料でニュースレターを始め、Web公開、読者管理、分析、将来の収益化まで広げられるサービスです。Freeはクレジットカード不要で、最大2,500購読者、メール送信数無制限です。

ToolRadarの実測では、英語UIから日本語のタイトル・プレビューテキスト・本文を保存し、プレビュー後にGmailへテスト送信できました。受信したメールにも文字化けや改行崩れはありませんでした。

14日間のPro Trialと、継続して使えるFreeは別です。まず無料で配信を続けられるか確かめ、独自ドメインや自動化が必要ならLite、ブランド削除やRSS配信まで使うならProを検討するとよいでしょう。

参照した主な公式情報

beehiivの無料プランと現在の料金を紹介リンクで確認する

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